子供の元へ本を寄贈
ブックオフオンライン株式会社は、自社が運営する宅配買取サービス「宅本便」を通じて、お値段がつかなかった本の一部を、埼玉県内の子ども食堂へ寄贈する取り組みを開始したのだそうです。
ブックオフ社が展開している宅配買取サービス「宅本便」は、自宅にいながら「本・CD・DVD・ゲーム・スマホ」などのアイテムを売ることができるブックオフの公式宅配買取サービスなのですが、年間延べ30万人以上のユーザーが利用し、毎月400万冊以上の本が到着するのだそうですが、そのすべてに値段をつけて買い取ることはできていなかったのだとか。
まぁ、全部が全部買い取っていたら、商売にはなりませんからね。
そんなこともありこれまで買い取りができない本については、すべて資源リサイクル業者へ引き渡し、古紙リサイクルによる再資源化を行っていたのだそうですが、状態が良くても買い取りができない本の一部については、埼玉県遊技業協同組合を通じて埼玉県内の子ども食堂へ寄贈する取り組みを開始したのだそうです。
これは素敵なことですよね。
なにせインターネットが普及したからというもの、本に接する機会はドンドンと減ってきていますし、状態の良い本を古紙化するというのも、ちょっともったいないですからね。
今回の取り組みにおいては、買い取りできなかったとしても寄贈というルートを作ることによって、子ども支援の一助を果たす一方、事業観点としては「捨てるぐらいなら、売る」という判断を増やすことによって、社会貢献にもつなげるという意思があるようです。
リサイクル、リユースというのは、まさにこのような形を取ることが1番ベストなのかもしれませんね。
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